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浙江科技学院
現地調査日:2007/05/31
最終更新日:2008/05/02
6.コメント
以下、07/05/31執筆
●杭州市中心部から西にバスで30分ほど離れた学術開発区にある。もともとは杭州市の森林公園だった土地を買い取って、新校区として建設している。
●語言生の受入れは07年春学期から始めたばかり。語言生はまだ2人だけで、本科生・研究生を合わせても11人の小世帯である。
●07年春学期は2人とも中級レベルであったため中級班だけを開設しているが、秋学期からは初級班、高級班も開設する予定。
●もともとが公園であっただけに環境は非常に良い。周囲が森林で囲まれている。
●新校区に移ってきてからまだ数年しか経っていないため、建物はどれもま新しい。特に留学生の宿舎は教職員用の新築マンションを使っているのだが、都市部の新築マンションとまったく変わらない。2〜4部屋でバストイレなどを共用するLKタイプは、キッチンが狭かったり、リビングが名ばかりであるものが少なくないのだが、ここの場合は一般家庭のキッチンやリビングとなんら変わらない。
●提携関係にある日本の大学はなく、グーグルなどで大学名を検索しても日本語のホームページは出てこない。「中国留学情報」以外でこの大学を紹介しているサイトは日本にはないので、恐らく秋学期も日本人留学生は皆無に等しいだろう。かなり高い確率で日本人1人の環境を得られる。
●語言生の受入れを始めたばかりなので、ノウハウの蓄積では欠けるところがあるだろうが、逆に学生の要望に柔軟に応えられるというメリットが見込める。
以下、08/05/02加筆
●07年秋学期より留学生が減ったにもかかわらずクラス数を増やしたため、1クラス平均人数が5人以下になった。また、クラスのレベルも入門、初級、中級と以前より充実された。来学期以降もこの体制が維持されることを期待したい。
●国籍構成とテキストを見れば分かる通り、初級一、二班は非漢字圏の学生が主体で、漢字の授業も組み込まれている。日本人留学生にとってはまったく無駄な時間だが、最初から漢字の授業は出ないと割り切って、少人数クラスのメリットを享受するというのも一つの方法だろう。所詮、100%の留学先などないのだから。
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